香港政府、18歳以上の市民に約14万円支給へ 700万人対象

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
林鄭月娥行政長官=香港政府庁舎で2019年7月22日午後3時26分、福岡静哉撮影
林鄭月娥行政長官=香港政府庁舎で2019年7月22日午後3時26分、福岡静哉撮影

 香港政府は26日、2020年度の予算案を発表し、18歳以上の全市民に一律1万香港ドル(約14万1800円)を支給するための財源(710億香港ドル)を盛り込んだ。19年6月から続く政府への抗議デモに加え、新型コロナウイルスの影響で経済が大きな打撃を受けていることを受けた措置で、約700万人が対象となる。

 香港では抗議デモの激化で観光客の約8割を占める中国本土からの来訪者が激減し、小売業や観光業を直撃。経済指標が軒並み悪化し、19年の実質成長率は前年比でマイナス1・2%となった。さらに2月以降は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中国本土との人の往来を規制。市民も外出を控えているため景気悪化に拍車がかかっている。陳茂波財政官は26日、現金給付について「地域の消費を刺激し、市民の経済的負担を軽減す…

この記事は有料記事です。

残り88文字(全文440文字)

あわせて読みたい

注目の特集