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関電金品授受 福井県調査、職員の回答全て黒塗り「今後の調査に支障」

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毎日新聞の情報公開請求に対して福井県が開示した職員の金品受領を調査した資料。職員の回答部分などはすべて黒塗り=福井市で2020年2月19日、久保聡撮影
毎日新聞の情報公開請求に対して福井県が開示した職員の金品受領を調査した資料。職員の回答部分などはすべて黒塗り=福井市で2020年2月19日、久保聡撮影

 関西電力の役員らに金品を贈っていた福井県高浜町の元助役、森山栄治氏(故人)から同県職員も金品を受け取っていたことが判明した県の調査結果について、毎日新聞が調査票などの開示を求めて情報公開請求をしたところ、県は職員の回答部分を全て黒塗りにして開示した。【久保聡】

 関電役員らの金品受領問題に絡み、県は2019年10月に調査委員会を設置し、退職者を含む377人を対象に面接や書面で調査。委員会が11月21日に公表した調査結果によると、連絡が取れた313人のうち180人が森山氏と接点があり、109人が金品を受け取っていた。10万円の純金小判や現金10万円を受領していた職員や元職員もいた。

 毎日新聞は、調査の内容が詳細に分かる資料を県に情報公開請求し、県は「高浜町元助役関係調査委員会報告書の根拠および基礎資料」の公文書を「一部公開」として開示。現職職員に面接で聞き取った内容を調査員が記した調査様式と、書面で回答してもらった元職員の調査票の計315枚で、森山氏との関係・接点▽金品受領の有無▽他の職員からの相談履歴などの情報――を質問し、答えている。現職職員には「県行政への影響」と森山氏への印象などの「所感」も尋ねている。

 県が開示した公文書は、調査様式では「(森山氏との)関連が想定される職歴」の部分に記載された職員の役職名や時期、聞き取った調査員の氏名は公開されているが、その他の質問への回答部分は全て黒…

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