メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

もうひとつの動物園

守り・伝える/293 オランウータン/85 /東京

 「オランウータンはいつも何かを考えているように見えるのが魅力です」――。国立科学博物館人類研究部・日本学術振興会特別研究員の久世(くぜ)濃子(のうこ)さん(43)が「森の哲人」の研究を始めて20年が過ぎた。

 原点は、子どもの頃父親が飼っていたニワトリ20羽以上の世話をしたり、犬を飼ったりしたこと。同じ種類でも個体ごとに行動や性格が違い、異性に対する好き嫌いがあることを知った。

 1995年、野生動物の研究がしたくて東京農工大農学部に入学したが、中大型哺乳類の研究は容易ではなかった。水生昆虫や淡水魚の研究室に所属して、同期の友人が淡水魚「イバラトミヨ」に注ぐ愛情を間近で見た。

この記事は有料記事です。

残り234文字(全文524文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「限界だった」たった1人の介護の果て なぜ22歳の孫は祖母を手にかけたのか

  2. 所信表明さながら? 枝野氏「共生社会」提唱で対立軸設定急ぐ

  3. ここが焦点 大阪市廃止で職員9割が特別区へ 人員配置計画に内部から懸念の声 都構想

  4. 官邸、14年改選時にも学術会議に説明要求 「介入の伏線だったかも」

  5. ボンベガス吸う遊び中に爆発、アパート2室焼ける 重過失失火容疑で10代3人逮捕

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです