新型肺炎 面会禁止や外出制限 重症化リスクの高齢者介護施設の苦悩

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外出先から帰った入居者(左)に、手をアルコール消毒してもらう職員=金沢市浅野本町のグループホーム「おんぼら~と」で2020年2月26日午後4時23分、阿部弘賢撮影
外出先から帰った入居者(左)に、手をアルコール消毒してもらう職員=金沢市浅野本町のグループホーム「おんぼら~と」で2020年2月26日午後4時23分、阿部弘賢撮影

 新型コロナウイルスによる新型肺炎の拡大を受け、高齢者施設で自衛策を強化する動きが広がっている。高齢者は罹患(りかん)すると重症化する懸念があるが、新型肺炎には有効な治療薬はないとされ、感染予防が最も重要となる。施設側は「1人でも感染すれば一気に広がりかねない」と警戒を強め、入居者の外出や家族との面会を制限するなど対策に全力を挙げるが、高齢者ケアならではの壁もあり不安の声も出ている。

 「発熱していなくてもウイルスを持っているかもしれない。すごく怖い」。金沢市内で老人ホームやデイサービスなどの事業を運営する企業の担当者は危機感を募らせる。入居者や利用者はグループ全体で約100人。皆70~90代の高齢者だ。

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