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千葉・野田虐待死公判 心愛さんの母「できる限り重い刑に」 証人尋問で訴え

千葉地方裁判所=千葉市中央区で2020年2月、秋丸生帆撮影

 千葉県野田市で2019年1月24日に小学4年の栗原心愛(みあ)さん(当時10歳)を虐待して死亡させたとして、傷害致死罪などに問われた父勇一郎被告(42)に対する千葉地裁(前田巌裁判長)の裁判員裁判で、27日も母親(33)の証人尋問が続き、女児が死に至る経緯を証言した。母親は「心愛を助けようとすれば虐待がひどくなると思った」と言い、「(被告を)できる限り重い刑にしてほしい」と訴えた。

 母親は26日、被告の傷害や強要など五つの罪の起訴内容について検察官の質問に答えた。27日は傷害致死罪を中心に証言した。

 母親によると、年末年始の被告の暴行によるあざがばれないよう冬休みが明けても女児を学校に通わせなかった。19年1月22日の夕食はファミリーレストランの出前を取り、女児は閉じ込められた寝室でハンバーグを一人で食べた。母親は「心愛の最後の食事になった」と振り返った。

 夕食後、被告は女児を壁に向かって23日朝まで立たせ、その後も母親に言って食事を与えなかった。母親は「監視があり、あげられなかった」と説明する。24日昼には浴室で下着姿の女児に「5秒以内に脱げ」と告げ、ボウルに入れた冷水を5回ほど浴びせ、冷水のシャワーもかけた。夕方には女児の背中に乗って足首をつかみ体を反らせたという。

 被告は夜に寝室に向かう女児に「寝るのはダメだから」と言って浴室に連れていった。「ドン」という音が聞こえると、被告は「心愛が動かない」と母親を呼びに来た。…

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