メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

困窮の末、57歳母と24歳長男死亡 ガス・水道止まり食料もなく 大阪・八尾の集合住宅

親子が困窮の末に亡くなっていた集合住宅の一室=大阪府八尾市で2020年2月27日、梅田麻衣子撮影

 大阪府八尾市の集合住宅の一室で22日、無職の母親(57)と長男(24)の遺体が見つかった。水道とガスは止められ、食べかけのマーガリンや小銭などしか残っておらず、困窮の末に餓死した可能性が高い。母親は死後1カ月以上、長男は10日ほどとみられるが、市は遺体発見の4日前に、連絡が取れない行方不明者として生活保護の廃止を決めていた。足の悪い母親の「つえ代わり」になり、いつも肩を貸していた長男。助け合いながら懸命に暮らす母子に、救いの手は届かなかった。

 府警八尾署によると、22日に自宅を訪れたケアマネジャーの男性が、呼びかけに応じないのを不審に思い、無施錠のドアを開けて遺体を見つけた。母親は布団で、長男は隣の介護用ベッドであおむけに倒れていた。解剖の結果、母親が何らかの理由で先に死亡し、長男は10日ほど前に低体温症で亡くなった。

 「風呂入られへんねん。泊めてほしい」。母親の知人…

この記事は有料記事です。

残り1176文字(全文1566文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 麻生財務相 休校中の学童保育負担「つまんないこと聞く」 新型肺炎対策

  2. 困窮の末、57歳母と24歳長男死亡 ガス・水道止まり食料もなく 大阪・八尾の集合住宅

  3. トイレットペーパー買い占め相次ぐ 新型肺炎の影響巡りデマ 熊本で

  4. 「マスク買えない」の悲鳴も あっという間に消え「ネットで10倍の高額転売」も 新型肺炎

  5. トイレットペーパーに続きティッシュまで買い占め 業界、デマに冷静な対応呼びかけ

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです