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東京オリンピック・パラリンピックの特設ページ「ALL FOR 2020 東京へともに歩む」では、五輪を目指すアスリートの情熱を紹介する「Passion」、彼らと共に歩み、そばで支える人たちを描く「Together」、さまざまな分野で活躍する人たちに大会への思いを聞く「東京・わたし」などを展開します。

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「選手のヒーローになる」 車いすテニス・国枝慎吾を支える異色の職人

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平昌冬季パラリンピックに向けてアルペンスキーの狩野亮の合宿でチェアスキーを調整する中島博光さん。手前左はシート=北海道富良野市で2017年12月27日午前8時53分、谷口拓未撮影
平昌冬季パラリンピックに向けてアルペンスキーの狩野亮の合宿でチェアスキーを調整する中島博光さん。手前左はシート=北海道富良野市で2017年12月27日午前8時53分、谷口拓未撮影

 車いすスポーツをサポートするプロフェッショナルが、大阪にいる。福祉用具卸販売「パシフィックサプライ」(大阪府大東市)の技術者、中島博光さん(51)だ。車いすの操作性に直結するシート(座席)の製作や調整の技術は超一流で、東京パラリンピック日本選手団の主将を務める国枝慎吾(37)=ユニクロ=らトップ選手の活躍を支える。

 中島さんは2017年から国枝の車いすのシート製作を担当。素早い動きや力強いショットを追求する国枝から「これができればもっと強くなれる」とさまざまな要望を受け、シートを取り付ける位置や形状の改良を重ねている。

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