東日本大震災9年

福島第1原発事故 全魚種出荷可能 本格操業へ弾み 県漁連会長 /福島

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷

 県漁業協同組合連合会(県漁連)が27日開いた組合長会議で、コモンカスベの出荷制限が解除され、福島第1原発事故後初めて全魚種が出荷可能になったことが報告された。これを受けて野崎哲会長は、試験操業の水揚げ量を拡大し、本格操業再開へ向けた各漁協での議論の加速化も図りたい考えを示した。報道陣の質問に答えた。

 野崎会長は「各地区で本格操業再開へ検討を始めているが、出荷制限魚種がゼロになったことは大きな弾みになる。増産を進めたい」と述べた。再開は魚種・漁法ごとに判断し、徐々にスタートする手順で進むとの見方も示した。今後、県境を越えての操業についての調整も必要とし、再開時期については「できるかできないかは分からないが、(2020年度中に一部の漁で)目指したい」と述べた。

この記事は有料記事です。

残り148文字(全文481文字)

あわせて読みたい

注目の特集