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週明けのニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均が2日間で2000ドル近く暴落した。新型コロナウイルスの感染が収束するどころか、経済に大きな打撃を与え始めている事態を反映したとされる。
発生源の中国の状況はますます深刻化しているようだが、感染は世界に急速に広がりつつある。「IT機器の入荷がこれ以上遅れると、期末に売り上げと利益が集中しているわが社の年度決算は大変なことになる」というのは、日本のIT系の大手企業である。グローバルなサプライチェーンの時代に中国の生産が止まる事態になれば、世界経済に大打撃を与えることは言うまでもない。
「私は70年以上も生きているけれど、インフルエンザにかかったことがない」と余計な自慢をすると、「かかったことがないのではなくて、風邪の症状がでても医者に行かなかっただけ。単なる不養生、なにより周囲の人にうつすはた迷惑な人ですよ」。そんな言葉が返ってくる。
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