巣立ちの3月、突然奪われた子供たち 新型コロナ休校要請で「最後の授業」

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3月に閉校する滋賀県長浜市の市立杉野小学校(右手前)。左奥は杉野中学校=同市で2020年2月28日午前11時19分、若本和夫撮影
3月に閉校する滋賀県長浜市の市立杉野小学校(右手前)。左奥は杉野中学校=同市で2020年2月28日午前11時19分、若本和夫撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う臨時休校の要請方針を受け、全国の多くの学校が急きょ、年度内最後の授業を迎えた。児童・生徒らは気持ちの整理がつかないまま休校の知らせを伝えられ、「自宅で勉強できるだろうか」「寂しい」などと不安や名残惜しさを胸に学校を後にした。

3月末閉校「もう少し遊びたかった」「寂しい」

 児童が9人になり、3月末で閉校する滋賀県長浜市の市立杉野小学校も、3月2日からの臨時休校が決まり、この日が「最後の授業」になった。3月14日の卒業式と20日の閉校式は規模を縮小して開催する予定だが、半月以上残っていた思い出の校舎での日々が突然失われた。

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