おしゃべり、見守り、栄養管理…大規模団地の高齢者支える配食サービス
毎日新聞
2020/2/29 07:15(最終更新 2/29 07:15)
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高度成長期に造成された大規模団地で、高齢者世帯の「食」をサポートする民間事業者が、地域の見回り役としての存在感を高めている。住民が自らサービスの担い手を務めるケースもあり、都市部で高齢者が高齢者を支える新しい共助の形が見える。
1972年に入居が始まった高島平団地(東京都板橋区)。多い時は約4万人が暮らしたマンモス団地も近年は住民が半減し、65歳以上の高齢化率は約40%とされる。「都会の限界集落」と言われることもある。
ここに2019年10月、飲食店グループ「ワタミ」の配食サービス営業所がオープンした。主な顧客は団地の入居者。近隣の住民が個人事業主として販売を受託し、徒歩や自転車で食事を運ぶ。
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