予算案、衆院通ったが 政権の「火種」消えず 「定年延長」「桜」…論戦参院へ

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衆院の予算案審議で「火種」となった論点
衆院の予算案審議で「火種」となった論点

 一般会計総額102兆6580億円の2020年度予算案は28日の衆院本会議で、自民、公明両党などの賛成多数で可決され、参院に送付された。憲法の衆院優越規定で、予算案は参院送付から30日で自然成立するため、年度内成立が確定した。【大場伸也、野原大輔】

 審議日程こそ与党ペースだが、政権にとって当初想定外だった「火種」はくすぶり続けている。新型コロナウイルスの感染拡大への対応は「後手に回った」と野党の追及が強まり、検事長定年延長では強引な法解釈変更が批判されている。加えて「桜を見る会」の「前夜祭」問題は、会場のホテル側と安倍晋三首相とで説明の食い違いが生じた。論戦の場は参院に移るが、これらの課題が引き続き焦点となる。

 「今がまさに感染の拡大のスピードを抑制するために極めて重要な時期だ」。首相は28日の衆院予算委員会の締めくくり質疑で、野党からの「後手批判」をかわすため、これらのフレーズを繰り返した。

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