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「自分の利益しか考えない」勢力の対立 つかめぬ平和 アフガン和平合意

アフガニスタンを巡る経過

 アフガニスタンの旧支配勢力タリバンと米国が2月29日、和平合意に署名し、「米国史上、最長の戦争」(トランプ米大統領)は終結に向け動き出した。今後はタリバンとアフガン政府など、アフガン人同士の和平協議に焦点が移るが、課題は山積し、戦乱が終息するかはまだ見通せない。

米タリバンの手打ちを市民は歓迎

 首都カブール。テロに備えコンクリート壁に囲まれた政府機関や外国公館とは対照的に、路上では手や足を失った物乞いが目立つ。アフガンでは40年以上、戦乱が続く。だが2019年夏、タリバンの自爆テロに巻き込まれて子供4人を残して亡くなったハメドさんの弟ユスフィさん(30)は目を細めた。「米軍撤収後に治安が悪化したり、政治家の対立が深まったりするのは心配だ。でも、和平合意がなければ本当の平和は来ない。今は最初の一歩を歓迎したい」

 タリバンは01年に政権を追われた後も「正統な統治者」を自任。アフガン政府との直接対話を拒み、和平が進まない一因となった。

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