石牟礼道子さん、魂の邂逅 米本浩二さんが講演

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米本浩二さん
米本浩二さん

 <日曜カルチャー>

 戦後日本文学の金字塔『苦海(くがい)浄土』で知られる作家、石牟礼道子さん(1927~2018年)の三回忌(2月10日)に合わせた追悼講演会「道子と京二 深き淵より」が2月11日、福岡市中央区大手門2のギャラリー「EUREKA(エウレカ)」であった。講師は元毎日新聞記者で、同市在住の作家、米本浩二さん(59)。石牟礼さんと、文学・思想的盟友だった日本近代史家、渡辺京二さん(89)の「魂」の出会いに着目して、持論を展開した。

 米本さんは晩年の石牟礼さんと付き合いが深く、石牟礼道子資料保存会研究員としても活動している。毎日新聞西部本社学芸グループ記者時代の2017年に出した『評伝 石牟礼道子――渚(なぎさ)に立つひと』(新潮社)で第69回読売文学賞(評論・伝記賞)を受賞。19年には『不知火のほとりで――石牟礼道子終焉(しゅうえん)記』(毎日新聞出版)を刊行している。現在、文芸誌『新潮』で「石牟礼道子と渡辺京二 不器用な…

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