前途多難のアフガン和平 米要請のタリバン捕虜解放 ガニ大統領「約束していない」

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷

 アフガニスタンで2001年から軍の駐留を続ける米国と旧支配勢力タリバンが和平合意したことを受け、トランプ米大統領は2月29日、ワシントンで記者会見し「みんな戦争に疲れている。(合意は)成功するだろう」と述べ、近くタリバンの指導者と面会する意向も明らかにした。

 合意に基づき3月10日からは、アフガン政府とタリバンとの本格的な停戦や今後の政治体制に関する交渉が始まるが、既に主導権争いが表面化。トランプ氏の楽観的な思惑とは裏腹に難航は必至だ。

 合意内容は、米軍を含む駐留外国部隊の14カ月以内の完全撤収と、タリバンが国内でテロ組織の活動を許さないことが柱だ。中東カタールの首都ドーハで、米国のハリルザド・アフガン和平担当特別代表とタリバン代表団のアブドルガニ・バラダル師が和平合意文書に署名。タリバン最高指導者のアクンザダ師は29日の声明で「外国軍の完全撤退で合意したことは大きな成果」と歓迎した。

この記事は有料記事です。

残り447文字(全文846文字)

ご登録から1カ月間は100円

※料金は税別です

あわせて読みたい

注目の特集