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台風19号で自宅が床上浸水したことを機に、信州大工学部建築学科助教の中谷岳史(なかやたけし)さん(41)が浸水被害からの復旧作業の手順について学術研究を始めた。「専門家でありながら分からないことがたくさんあり、間違いも犯した」と被災した経験を振り返り、将来の水害に備えて「復旧手順のレシピ」としてまとめる構想だ。【島袋太輔】
「被災11日目。家の壁を切ると断熱材に水がたまっていて『ドバー』と出てきた。早く見るべきだったのに『ぬれていてほしくない』との願いだけで、自分の家を切るアクションは起こせなかった」
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