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週刊サラダぼうる・私の胸のうち

テーマ「もう一花咲かせたいこと」

 卒業シーズン。「もう一花咲かせよう」と気持ちを新たにしている人は多いのでしょう。熱い思いがひしひしと伝わってきました。投稿者は20~90代。夢や希望に年齢は関係ないと再認識しました。最終回まで幅広いファンに支えられ、編集部一同、感激しました。

 ちょうど本日2日から15年ぶりに看護師として働く。昨年末、救急救命センターのドキュメンタリー番組を見て、私は「もう一度、やってみようかな」と漏らした。この一言が始まりだった。中学1年の長男は「働きたい気持ちがあるんならやったほうがいいよ。家のことは僕やお父さんもいるから」と言い、夫は「俺もその方がいいんじゃないかと思うよ」と快諾した。それから求人広告を見て、ハローワークに行った。ここというところを見つけ面接に臨んだ。今の気持ちを率直に伝えた。熱意を買ってくれたのだろう。その場で採用が決まった。後に受け取ったナース服は以前と比べて機能的だった。ナースキャップは衛生面への配慮から使われていなかったが、時代の流れだと思った。さっそく着た。戴帽式のような緊張した面持ちの私の顔が鏡にあった。初心を忘れずに頑張りたい。(奈良市、上田悦子、主婦、40歳)

 主人の三回忌を終え、1人暮らし術を磨いてきた。食事も作らなければならないという義務感から解放されたことが大きいのだろう。食育や薬膳料理にまで興味が広がった。ところが法要で帰省した長男は「働き方改革もあって、九州の家で仕事をし、たまに会議で上京する。近々そうなる」と明かした。しかし「せっかくの1人暮らしなのに」と嘆く私はいなかった。長男は44歳で独身。もう一度、料理番としての花を咲かせよう。そして、健康体のまま、お嫁さんに差し上げよう。のしをつけて。(福岡県水巻町、井上千恵子、ピアノ教師、71歳)

 「よく生きてきたなあ」と思っているが、…

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