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福島・双葉町の一部で政府が避難指示を解除 帰還困難区域では初 第1原発が立地

避難指示が解除され、ゲート(奥)を開け、看板を撤去する作業員=福島県双葉町で2020年3月4日午前0時1分、和田大典撮影

 東京電力福島第1原発事故で唯一全域に避難指示が続いていた福島県双葉町で、政府は4日午前0時、帰還困難区域の一部を先行して解除した。放射線量が高く、立ち入りが制限されていた帰還困難区域の解除は初めて。5日に大熊町、10日に富岡町と続く。14日は3町の駅を含むJR常磐線の不通区間が再開する。

 帰還困難区域は2013年までに、当時の年間被ばく線量50ミリシーベルトを超える7市町村約337平方キロで設定された。今回の解除は3町で計0.54平方キロ。全体の1%に満たない。このエリアは除染され、政府は「積算放射線量が年20ミリシーベルト以下になるのが確実」などと国の解除要件を満たすと判断した。

 福島第1原発が立地する双葉町(約51平方キロ)は町域の96%が帰還困難区域、4%が避難指示解除準備区域(準備区域)。帰還困難区域のうちJR双葉駅前広場など1%未満(0.19平方キロ)と、準備区域(2.21平方キロ)全てを解除する。解除後、自由に出入りできるが、インフラが未整備で居住はできない。

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