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定型の窓から

鴫立庵での連句=片山由美子

大磯に一庵のあり西行忌 草間時彦

はるかなる海を見届け遅桜 本井英

 先日、神奈川県大磯町にある鴫立庵(しぎたつあん)を訪れた。

 鴫立庵は、平安末期の歌人・西行が、大磯あたりの海岸で詠んだといわれる<心なき身にもあはれは知られけり鴫立沢の秋の夕暮>という歌にちなんだ草庵である。

 江戸時代の初めに小田原の崇雪という人が、昔をしのばせる場所に「鴫立沢」の標石を建て、五智如来像の石仏を運び庵を結んだのが鴫立庵の始まりといわれる。

 その後、紀行家で俳諧師の大淀三千風が庵主となり、鴫立庵は京都の落柿舎、滋賀の無名庵と並ぶ日本三大俳諧道場となった。その伝統がいまも受け継がれている。

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