技能実習生、時給300円 労災隠し、トイレ罰金も NPO代表、劣悪な実態指摘 /群馬

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技能実習生が時給300円で働かされていた証拠の給与明細を示す移住連代表の鳥井一平さん=群馬県の伊勢崎市民プラザで
技能実習生が時給300円で働かされていた証拠の給与明細を示す移住連代表の鳥井一平さん=群馬県の伊勢崎市民プラザで

 時給300円、労災隠し、トイレ1分につき罰金15円――。日本で働く外国人が増え続ける中、厳しい労働環境に身を置く技能実習生らの実態について、約30年前から外国人支援に取り組むNPO法人「移住者と連帯する全国ネットワーク」(移住連)代表の鳥井一平さんが、伊勢崎市内で開いた講演会で明らかにした。【鈴木敦子】

 1993年に創設された技能実習制度。製造業の人手不足を補うために作られた在留資格「研修生」から派生した制度で、創設目的は「途上国への技術移転」だった。だが、実態は異なり、鳥井さんは事実上の低賃金労働だと指摘。「この制度下で相次ぐ不正行為や人権侵害があり、日本は国連から『奴隷労働』として勧告を受けている。日本人だけが知らない」と強調した。

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