新型肺炎 臨時休校始まる 早い別れ「悲しい」 困窮家庭に 給食分、食料支援も /山梨

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最後のホームルームであいさつを交わす山城小の教諭(左)と6年生の児童ら=甲府市で
最後のホームルームであいさつを交わす山城小の教諭(左)と6年生の児童ら=甲府市で

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う政府の休校要請を受け、県内の多くの公立小中高校は3日午後から休校に入った。多くの市町村教委は保護者が対応できない児童を学校や学童保育で受け入れる態勢を整え、民間団体は学校で給食が取れなくなり食事に困る子供たちの支援に乗り出した。【高田奈実】

 甲府市上今井町の市立山城小では児童らは昼ごろまで授業を受けた後に給食を取り、午後2時に集団下校した。6年生の教室では下校前、小学校最後のホームルームが開かれ、五味正樹教諭(56)は担任を務める6年3組の児童32人に「ゆっくりお話をできるのは今日が最後になりました。本当は君たちとゆっくり授業をして楽しく過ごせるはずだった。たくさんの思い出をもらいました」と伝えた。3組の青柳心さん(1…

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