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第93回センバツ高校野球

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春風と共に

選手紹介/14 天理・江口巨樹内野手/智弁学園・植垣洸捕手 /奈良

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天理の江口巨樹内野手=小宅洋介撮影 拡大
天理の江口巨樹内野手=小宅洋介撮影

「試合決めるプレーを」 天理・江口巨樹(なおき)内野手(2年)

 コースに逆らわずに、広角に強い打球を放つ。「迷わない」事を意識した力強いスイングでチームをけん引する。

 「厳しい環境で野球をしたい」。親元を離れ、佐賀県から天理にやってきた。慣れない寮生活に何度も心が折れそうになったが、その度に自分を信じて送り出してくれた母親や中学時代の監督の顔が浮かんだ。「つらいときこそ頑張ろう」。不慣れな洗濯も上手になった。

 得意な守備位置は遊撃手だが、こだわりは無い。「けが人の穴をすぐに埋められるように」。打者の傾向や癖を見抜いた、柔軟な守備を心がける。「自分が試合を決めるようなプレーをしたい」。センバツでは攻守でチームに貢献することが目標だ。

全体見渡す「役割」担う 智弁学園・植垣洸(こう)捕手(1年)

智弁学園の植垣洸捕手=萱原健一撮影 拡大
智弁学園の植垣洸捕手=萱原健一撮影

 1、2年生計40人のうち39人はグラウンド横の寮に入っており、唯一、五條市内の自宅から通っている。「1人の空間が好きなんです」

 外野手もこなすが、「自分はキャッチャー、背番号2にこだわりたい」。捕手は、一人だけ反対方向を向いて全体を見渡せる「グラウンドの監督」。盗塁を刺すのが好きで、一塁に走者が出ると「よし、刺すぞ」という気持ちになる。

 中学3年の夏、奈良大付野球部にいた3歳上の兄が甲子園に出て初戦で3安打を放った。憧れの存在だ。大学で野球を続ける兄が正月に実家に帰ってきた時、体の鍛え方など助言をもらった。

 同じ1年の西村王雅投手とは、授業前の時間に2人で取り組む英語の復習でバッテリーを組む。

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