FRB緊急利下げでもNY株大幅下落 新型コロナ「影響不透明」収まらぬ不安

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米連邦準備制度理事会(FRB)本部=米ワシントンで2016年2月、清水憲司撮影
米連邦準備制度理事会(FRB)本部=米ワシントンで2016年2月、清水憲司撮影

 米連邦準備制度理事会(FRB)は3日、臨時の連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、政策金利を0・5%引き下げて年1・0~1・25%にすると決定した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う景気悪化リスクを緩和し、金融市場の混乱を収拾しようとしたが、投資家の不安は収まらず、3日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅反落。前日比785・91ドル安の2万5917・41ドルで取引を終えた。

 FRBの利下げ決定が発表された直後、ダウは前日終値比300ドル超まで上昇した。しかし、FRBのパウエル議長が会合後の記者会見で、主要中央銀行による協調利下げの可能性について「各国の判断次第」と述べたことで失望売りが広がり、500ドル超の値下がりに転じた。その後も米国で新型コロナウイルスの感染拡大が報じられる中、ほぼ全面安の展開となり、下げ幅を広げた。

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