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がん大国白書

患者100万人時代に備える 前立腺がん/中 不利益考慮し治療法選択

ゲルを前立腺と直腸の間に挿入する装置=東京都文京区の東京大病院で

 前立腺がんは、進行していない段階で適切に治療をすれば根治も望める。手術や放射線、薬物療法など治療の選択肢も豊富だが、治療に伴う副作用など不利益には注意したい。「がん大国白書――患者100万人時代に備える」の前立腺がん編2回目は、最新で適切な治療法について紹介する。

 ●手術や放射線

 「一体どの治療、どの病院がいいのか」。2018年に前立腺がんと診断された東京都内の男性(69)は、定期検査を受けながら経過を観察する「監視療法」や手術など四つの選択肢を提示された。

 男性が選んだのは「SpaceOARシステム」。がんに放射線を照射する際、前立腺と直腸の間にゲルを挿入する方法で、18年に公的医療保険が適用された。東京大病院の扇田真美助教(放射線科)によると、ゲルによって直腸の放射線吸収を減らし、出血や潰瘍など副作用を減らすことが期待できるという。一方、ゲルは針で挿入するため、患者には軽度の負担もある。

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