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第93回センバツ高校野球

第93回選抜高校野球大会の特集サイトです。3月19日から4月1日まで阪神甲子園球場での熱戦を全試合ライブ中継します。

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新型肺炎 センバツ無観客、球児は複雑 玉木正之さん、狩野孝之院長、朝野和典教授の話

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再度協議は妥当 スポーツライターの玉木正之さんの話

 無観客開催は当然の結果だ。主催者がこの状況下で、大きな大会をいつも通りやりたい気持ちがあるならナンセンスだ。11日に中止を含めて再度議論するのであれば、妥当と言える。出場校の選手たちをがっかりさせない最低限の処置は必要だ。だが、そもそも高校生の部活動だ。観客を入れて、プロ野球の興行のように実施している現状はおかしい。今回は中止にしたら選手がかわいそうというのは分かるが、春夏2回も甲子園のような大規模な大会を開催する必要があるのか。今回のことを、高校野球のあり方を考え直すきっかけにしてほしい。

中止にすべきだ スポーツと感染症に詳しい生駒クリニック(兵庫県猪名川町)の狩野孝之院長の話

 感染を防ぐため学校自体が休校になっている。選手たちの頑張りや何とか開催したい主催者側の思いは分かるが、本分の学業すら取りやめている社会的判断に照らせば、大会は中止すべきではないか。(無観客や開会式中止の対応については)元々、屋外の方が屋内より感染リスクは一段低い。選手たちの試合前・当日の体調をきめ細かく把握することで、試合時のリスクはある程度コントロールできると考えられる。だが全国から公共交通機関で関西へと移動したり、宿泊したりする際の感染予防は極めて難しい。

感染対策に配慮 大阪大病院感染制御部の朝野和典教授の話

 学校教育の一環という視点に立てば、全国で休校している時に高校野球を行うべきではない、という理論は分かる。しかし、学校の休校は、多数の児童生徒が同じ空間に集まることを避けるという目的だったのだから、そのような環境にならない無観客の試合の実施は、感染対策に配慮した妥当な決定だと思う。

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