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新型コロナ、花の産地も打撃 イベント自粛で買い控え 生産者ら不安の声

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洋ラン生産者の天野綾子さんも今後の販売動向を心配している=愛知県半田市の伊藤園芸場で2020年3月3日午後4時8分、町田結子撮影
洋ラン生産者の天野綾子さんも今後の販売動向を心配している=愛知県半田市の伊藤園芸場で2020年3月3日午後4時8分、町田結子撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大は、花の相場にも影響を与え始めた。政府の自粛要請に伴い、全国各地で卒業式や結婚式などのイベントが軒並み中止や延期となり、式典に彩りを添える花の需要が減っているためだ。全国一の生産量を誇る愛知県の生産者や市場関係者からは不安の声が上がっている。

 全国有数の卸売会社「豊明花き」(愛知県豊明市)には、取引先の仲卸業者や小売店から注文のキャンセルが相次いでいる。担当者は「キャンセルは生産者への打撃が大きい。使い方を提案したりして需要喚起に努めているが、今後の見通しが立たないのが一番つらい」と話す。

 愛知県の花の産出額は557億円(2017年)と、2位の千葉・埼玉の両県に約3倍の差をつける一大産地だ。さまざまな花が県内全域で栽培され、全国に出荷されている。同社やJAあいち経済連によると、バラやカーネーションなど式典用として引き合いが強い華やかな「洋花」への影響が特に大きいという。あるJA関係者は「市場で買い控えが進み、販売単価は昨年のこの時期に比べて全体的に1割以上安い。出荷量が増える3~4…

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