宮島、白タヌキ出てきて! 「観光目玉」不発、客足遠く

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宮島の白いタヌキ=2019年9月撮影、ホテル「菊乃家」提供
宮島の白いタヌキ=2019年9月撮影、ホテル「菊乃家」提供

 世界遺産・厳島神社のある宮島(広島県廿日市市)に現れる白いタヌキが「神様のお使いでは」と話題になり、地元ホテルが目撃情報を募るキャンペーンを始めた。ところが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で観光客が減少。白タヌキもなかなか姿を現さず、目撃情報は、キャンペーン開始から4カ月たった今もゼロのまま。関係者からは「厄払いのためにも出てきて」との声が上がる。

 白いタヌキはメラニン色素の欠乏による「アルビノ個体」とみられている。宮島には、厳島神社に奉納された茶色の馬の毛が白く変わる「神馬伝説」が七不思議の一つとして伝わる。それだけに、白タヌキもにわかに神がかった存在とうわさされる。

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