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新型コロナ アプリで遠隔指導 御所・大正中、休校中も受験生支援 /奈良

自宅にいる生徒にオンラインで数学を教える松浦教諭=御所市三室の市立大正中で、稲生陽撮影

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 新型コロナウイルスの影響で臨時休校している御所市立大正中(生徒数119人)は4日から、公立高校入試を受験する3年生向けに、スマートフォンなどで使えるテレビ会議アプリを使った自宅学習支援を始めた。教諭らは「子供らのため、なりふり構っていられない」と話す。

 数百人が画面を通じて一斉参加できる会議アプリ「Zoom(ズーム)」を活用。本来は有料で参加人数が多い場合は時間制限もあるが、政府の休校要請を受け、4月末まで教育関係者向けに無償提供されている。

 誰でも簡単に接続でき、画面上で書類などを共有しやすいのが特徴で、同校は市内の学習塾を運営する斎藤聡市議(50)から1日に紹介を受け、すぐに準備にとりかかった。1、2年生向けも順次始めており、機材を持たない生徒には教諭の私有パソコンを貸し出した。

 5日は責任者の松浦由加利教諭が女子生徒3人から数学や国語の質問を受け付け、図形問題では画面上から補助線を引くなどして教えた。3人はそれぞれ部活動などでの進学後の夢を語り、「もっと学校で勉強し、友達と一緒に過ごしたかった。先生にも会えず不安だが、きょう声が聞けて良かった」と画面越しに笑顔を見せた。

 向本博俊校長は「卒業式に在校生を参加させない方針が決まったときには泣き出す子もいた。勉強の面だけでなく、応援するメッセージは精神的な支えになるはず」と話していた。【稲生陽】

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