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金言

英国大使の3・11(1)=西川恵

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 3・11で英国大使館はどう対応したのか、当時のデビッド・ウォレン駐日大使(2008~12年)の証言で振り返ろう。同氏は3月下旬に来日予定だったが、キャンセルとなり、電話で取材した。

 9年前の3月11日。ウォレン大使は午後3時に横浜市内の日産自動車本社で英人役員と面会の約束があった。対英投資の誘致は英大使の重要な仕事で、同社の対英投資計画について話すことになっていた。投資担当の日本人スタッフが1人同行した。

 大使車が同社の玄関に滑り込んだのは午後2時45分。降りようとした時、日本人運転手が「ジシン!」と叫んだ。日本勤務3度目の大使も経験したことのない激しい揺れだった。3人は車内で揺れが収まるのを待った。携帯はつながらない。役員室は28階。エレベーターは止まっているはずだ。大使は約5分間、どうすべきか迷った。「すぐ大使館に引き返すべきだった。私も大きなショックを受けていたのだろう」と振り返る。

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