新型コロナで海外旅行キャンセル急増　保険は適用されるのか？

　新型コロナウイルスの感染拡大で、海外旅行を取りやめた場合の旅費や宿泊代などを補償する保険への関心が高まっている。航空券やホテルの比較・予約サイトを運営するエアトリによると、2月の加入率は2019年12月に比べて1・5倍以上増えた。感染が確認されれば発症しなくても移動の自粛を余儀なくされるため、当分は引き合いが強そうだ。

　航空券やホテルなどを予約した後に旅行を取りやめた場合、旅費の一部はキャンセル料として徴収される。出発日に近いほど高くなり、当日なら全額がキャンセル料となるケースもある。格安航空券では、予約直後からキャンセル料が全額となることもある。