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福島第1原発「放射性ちり」対策手探り 廃炉へ難題、工程表にも影響

破損した東京電力福島第1原発1号機の天井部分=福島県大熊町で2020年1月21日、吉田航太撮影

 東京電力福島第1原発事故から間もなく9年。廃炉作業に立ちはだかるのが、放射性物質を含んだちりだ。水素爆発の影響で、原子炉建屋内には今も放射能を帯びたちりやほこりが、がれきや床などを覆うように付いている。地元住民が避難先から戻る中、政府や東電はちりが原発周辺に飛散するのを防ぐため新たな対策に乗り出すが、廃炉作業の一部が先送りされ工程表に影響が出ている。【斎藤有香、荒木涼子、岩間理紀】

 「ピーピーピー」。2019年6月4日、福島第1原発敷地内のマシンの遠隔操作室に放射性物質を含むちりやほこりを観測する装置の警報音が鳴り響いた。1号機の原子炉格納容器の扉に調査用の小穴を開けようと、遠隔操作で動くマシンから扉を目掛けて高圧の水を噴射した際、水圧の勢いで放射性のちりが舞い、基準値を超えたためだ。

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