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「性暴力はおかしいと思っている人がこんなにいるんだ」フラワーデモ参加の19歳、新生活の夢

父親からの性的虐待について語る女性。腕にはリストカットの痕が残る=東京都内で2020年2月17日午後5時5分、椋田佳代撮影

 性暴力に抗議し、昨年4月に東京都内で始まったフラワーデモは、国際女性デーの8日で区切りを迎える。関東地方の女性(19)は2月に初めてデモに参加し、中学生の頃から父親にレイプされた経験を数百人もの前で語った。「デモがあったから1人じゃないと思えた。こうやって生きている10代もいると伝えたい」と話す。

 性的虐待が始まったのは中学1年の春。ある夜、父が部屋に入ってきた。その後の記憶はなく、翌朝、シーツが血だらけになっていた。「これは普通のことだから」と口止めされた。

 会社員の父は酒に酔うと暴力を振るった。手を上げるのは服で隠れる体だけ。「周囲からは普通の家族に見えていたと思う」と女性は語る。部屋に来る父に抵抗すれば暴力が待っている。体が硬直し、「思考回路を停止すればいいんだ」と思ってやり過ごした。

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