連載

岐路の風景

歴史の転換期となった文化的事象を取り上げ、現代の視点から改めてその意義を探ります。

連載一覧

岐路の風景

月の輪古墳の発掘 学習運動、奇跡の現場 桃山学院大客員教授・秋山浩三さん

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷

 月の輪古墳の発掘は「奇跡」だったと思います。私は1976年に岡山大考古学研究室に進学しました。主任教授だった近藤義郎先生は「月の輪は特殊な場だった」と話していました。飯岡では戦後、鉱山労働者の組合が結成されるなど民主化運動の蓄積があり、住民と学者の信頼関係が深まる素地がありました。

 月の輪の発掘当時、日本の戦前回帰の動きに対する歴史学者の危機感は…

この記事は有料記事です。

残り263文字(全文438文字)

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集