メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

無給、首切り「生活が成り立たない」 一斉休校、非正規職員を直撃 新型コロナ

聴覚障害の児童にはベテラン支援員がつきっきりで授業をサポートする=千葉県南房総市で2017年11月、中島章隆撮影

 新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向け、各地の学校が一斉休校になり、一部の非正規職員が無給の休暇扱いを受けている。ツイッター上では「しばらく無給で、ニートになる」などの悲鳴が相次ぎ、個人加入の労働組合「私学教員ユニオン」(東京)が2月29日、3月1日に開設した電話やメール相談にも非正規の教職員らから「無給で困っている」「休業手当は出ないのか」など57件の相談が寄せられた。もともと不安定な非正規職員が増えている学校職場。急な休校に伴う収入減で、訴えは切実だ。【木許はるみ/統合デジタル取材センター】

 「新型コロナウイルスの影響で長期休暇中です。支援員は無給で生活補償もありません」。取材で知り合った非正規の男性が記者に連絡を寄せてきた。男性は、熊本県内の公立学校に、障害のある子どもを支える非正規の支援員として勤める。政府が2月27日に一斉休校を表明したことを受け、男性は28日に勤務先の学校から3月2日~15日の2週間休むよう伝えられ、「休校中は夏季休暇と同様に無給休暇になる」とし、労働基準法による休業手当の説明はなかったという。

 「納得するしかなかった」。そう話す男性は1日5時間、週5回勤務し、手取りの月収は9万円。「16日以降、学校が再開されなければ、春休みに入り、今月は完全に無給になることも覚悟しています」。4~5月も大型連休で休暇が増え、給料の減少が想定される。「かなり綱渡りの生活です」

この記事は有料記事です。

残り1820文字(全文2425文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 関東・東海上空に火球 2日未明、目撃相次ぐ 「爆発音聞こえた」

  2. 愛媛の「聖地」で誓った2人の愛 南京錠7000個のその後は… 撤去から1年

  3. 東京都で新たに100人以上感染 5月2日以来の3ケタ

  4. 「党員獲得どころじゃない」 河井夫妻「1億5000万円」 自民総務会で不満噴出

  5. コロナ感染止まらぬ新宿・歌舞伎町 区長はすがる思いで大物ホストの携帯を鳴らした

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです