特集

第103回全国高校野球選手権

第103回全国高校野球選手権大会(8月10~29日)の特集サイトです。

特集一覧

41年ぶりの春

鶴岡東メンバー/4 吉田陸人左翼手(2年)/野川大輔中堅手(2年)/鈴木喬右翼手(2年) /山形

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
鶴岡東の吉田陸人左翼手
鶴岡東の吉田陸人左翼手

多様な投手タイプ想定 吉田陸人左翼手(2年)

 初めてメンバー入りした昨春は県大会決勝で3安打3打点と活躍したが、夏はベンチ入りを逃した。

 秋の公式戦は3番・左翼で全8試合に出場。ライバルの多い外野陣で「打たなければ評価されない。他の選手と差別化を図らなければ」と、右へ左へ広角に打ち分ける打撃で生き残りを懸ける。中軸を任される中、つなぐ意識を持ち続け、昨秋は11安打のうち9本が単打だった。

 厳しい練習に何度も「家に帰りたい」と思いながら、全体練習後に居残りでバットを振り続けた。振るタイミングをつかもうと、投手の体の動かし方を観察し続ける。あらゆるタイプの投手を想定し、バットで違いを出す覚悟だ。(石川・笠間中出身、右投げ左打ち)

鶴岡東の野川大輔中堅手 拡大
鶴岡東の野川大輔中堅手

小技磨く姿勢変わらず 野川大輔中堅手(2年)

 2年になってAチームの練習試合に出られるようになったが、公式大会はベンチに入れず「自分は大丈夫なのか」と思い悩んだ。「みんなと同じことをしていても試合に出られない」と中学時代から得意としてきたバントなどの小技を磨いた。

 昨秋の公式戦は2番・中堅で全8試合に先発出場。25打数16安打と打ちまくり、東北大会の準々決勝、青森山田戦は1―5の六回に公式戦初本塁打となる3ランで逆転の足がかりを作った。チーム2位の5犠打飛と、持ち味も発揮した。

 冬場は課題の体力強化に努めてきたが、小技や守備の1歩目の速さ、打球のコースの読みなど、自分の特長を伸ばす姿勢は変わらない。(大阪・美原中出身、右投げ右打ち)

鶴岡東の鈴木喬右翼手
鶴岡東の鈴木喬右翼手

勝負強いバッティングを 鈴木喬(きょう)右翼手(2年)

 チームメートから「普段はおしゃべりだが、練習ではしっかりと仕切る」と信頼される主将は、チームを引っ張る中軸打者だ。昨秋の公式戦は5番・右翼で出場。東北大会決勝の仙台育英戦のソロを含め、チーム最多2本塁打、最多タイの12打点をマークした。

 2015、16年と2年連続で夏の甲子園に出た鶴岡東の強さにひかれて入学。小中学生の時は捕手や三塁手で、高校2年で転向した外野の守備では確実さを意識した。打撃は長打力を高めようと、タイヤを鉄製の棒でたたいて手首を鍛える通称「鉄バット」の練習などを重ねてきた。

 チームをまとめつつ、「勝負強いバッティングを見せる」と誓う。(鶴岡・第二中出身、右投げ右打ち)=つづく

あわせて読みたい