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第103回全国高校野球選手権

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磐城 選手紹介/12 國府田将久選手(1年) 馬上斗亜選手(2年) /福島

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國府田将久選手(1年) 拡大
國府田将久選手(1年)

陸上で鍛えた俊足 國府田将久(こうだ・たすく)選手(1年)

 チーム唯一の左腕投手で、外野手としても活躍する。中学時代は、野球部と特設陸上競技部を兼任。中距離で鍛えた俊足と瞬発力は、守備範囲の広さが求められる外野手の守備に生きている。「フェンスまで飛ぶ打球も粘って追いつけるのが強み」と話す。

 父の背中を追って磐城に入学した。父秀さん(51)は1985年、高校2年の時に夏の甲子園を経験。さらに2008年にはOBチームの一員としてマスターズ甲子園にも出場した。当時5歳で「連れて行ってもらったけど、記憶は曖昧」と苦笑いする。それでも「父の存在が大きな決め手だった。甲子園を目指すなら磐城でと決めていた」。

 「野球ばかりと思われたくない」と文武両道にこだわる。だが、入学直後は、両立に悩んだ。そこで練習でペアになることが多く、学年上位の成績を収める清水真岳選手(2年)に相談。「1週間やってみな」と言われ、練習後に清水選手といわき総合図書館へ通うようになった。「閉館時間が決まっているので、短い時間でも集中できる」と効果を実感。勉強するのも習慣になった。

 父と同じユニホームで、憧れの聖地に立つ。「どの出場校もレベルが高く、打球の質はこれまで経験したものとは違うはず。投手、外野手どちらで出場しても期待に応えられるように努力したい」

外野の守備に自信 馬上斗亜(もうえ・とあ)選手(2年)

 「『馬上と言えば守備』と言ってもらえるようになりたい」。昨春から外野の守備固めとして起用される機会が増えた。外野はどこでも守れる自信がある。

 「守備が得意という特別な意識はなかった。ピンチの場面で交代することが多く、自分の武器になると気づいた」。公式戦の出場機会が増えることで、個人練習でも試合をイメージできるようになり、より質の高い練習につながっている。

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馬上斗亜選手(2年)

 憧れるのはイチローさんが大リーグの試合で見せていた、キャッチャーミットまで一直線に伸びてゆく返球「レーザービーム」だ。スピードも回転のかかり方も全然違う――。動画を見て研究し、もっとスピンをかけるよう心掛けている。

 一方、打撃は苦手だった。ティー打撃の練習時、前主将の遠藤民生さんに、ボールが来る前から左足を上げて軸足に体重をのせるよう助言を受けた。2月、助言通りに打撃フォームを変えると、調子が上がった。「ボールに集中できる。速球に対応できるようになった」と話す。

 甲子園でプレーすることが夢だった。攻守ともに、チームの勝利を一番に考え、強い心を持って挑む。目指すはスターティングメンバーに名を連ねること。「レギュラー陣は夏大会から出場している選手が多く、信頼も厚い。それを上回る結果を見せていきたい」=つづく


國府田将久(こうだ・たすく)選手(1年)

 身長168センチ、体重61キロ▽いわき市立小川中学校▽投手、外野手▽左投げ左打ち▽長所は守備力▽得意科目は社会と体育


馬上斗亜(もうえ・とあ)選手(2年)

 身長176センチ、体重67キロ▽いわき市立上遠野中学校出身▽左翼手▽右投げ右打ち▽長所は守備力▽得意教科は世界史

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