メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

今週の本棚

『「僕ら」の「女の子写真」から わたしたちのガーリーフォトへ』 著者・長島有里枝さん

長島有里枝(ながしま・ゆりえ)さん

 (大福書林・3630円)

自分の表現、取り戻す

 「しなやか」「初々しい」「軽やか」「繊細」「直観的」「シャーマニスティック」。こうした紋切り型の言葉で、1990年代に生まれた写真潮流は「女の子写真」としてひとくくりにされ、語られてきた。

 93年に20歳で写真家デビュー。2001年にはHIROMIXさん、蜷川実花さんと共に女性3人で木村伊兵衛写真賞を受賞したこともあって大きな注目を集めた。「『有里枝ちゃんは(他の女性写真家と)違うよ』と言われることもあったけど、『私も違うけど、みんな違うだろ!』って思っていました」

 写真批評やメディアの特集など当時の言説を、ジェンダーの視点から当事者として検証したのが本書だ。「いつかまともな評論家が出て、反論してくれると思っていた。だけど『白馬の王子様』はいないと分かった。これは私の問題だ、と」

この記事は有料記事です。

残り554文字(全文939文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. #排除する政治~学術会議問題を考える 「まるでモラハラのよう」 矛盾だらけの「改革」論議 名大・隠岐さや香教授

  2. NiziU、初シングルCD「Step and a step」が店頭に

  3. 愛子さま、19歳に 今春に大学進学 オンライン授業、課題などで忙しく

  4. コロナで変わる世界 <移民編 インタビュー③>広瀬弘忠さん 感染を外国人のせいにする行政「ヘイト」は問題

  5. 社会から「消された存在」だった 18年軟禁された女性、自立探る今

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです