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愛猫の健康長寿を願うのは家族として自然なことだが、猫の病死の原因は約3分の1ががんであり、中でも乳がんは最も多いがんの一つであることをご存じだろうか。一般社団法人「日本獣医がん臨床研究グループ(JVCOG)」は猫の乳がんの早期発見を呼びかける「キャットリボン運動」を行っている。代表理事で日本小動物がんセンターの小林哲也センター長は「家庭でがんを早く見つけて治療できれば、助かる可能性が高い」と言う。
チェック方法は、猫を膝で挟むようにしてあおむけにし、乳首の周りと脇の下から脚の付け根までをなでる。しこりに気づいたら、すぐ動物病院に連れて行こう。「乳がんは2センチ以下で発見できるかどうかが生存期間を左右する」(小林センター長)。同グループでは、長さ2センチのピンクリボンに猫の肉球を組み合わせた可愛いピンバッジを寄付のお礼とするほか、猫にリボンをつけた写真をソーシャル・ネットワーキング・サービス…
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