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性暴力の「沈黙の闇」切り裂いたフラワーデモ 被害者は社会をどう変えたのか

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 国連が定める「国際女性デー」の8日、花を手に集まり、性暴力に抗議するフラワーデモが各地で開かれた。デモは昨年4月から毎月開催され、この日は初めて全都道府県で一斉開催を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて規模を縮小したり、街頭での開催を見送ったりした地域もあった。

 JR東京駅前には約50人が集まり、インターネットで生中継した。呼びかけ人で作家の北原みのりさんは「これまで被害者は語れないとされてきた」としたうえで、「性暴力は私たちの日常で起きている。生活の場で声をあげるんだという人が各地で立ち上がった」と話した。この日で全国規模の定期的な開催は区切りとするが、「デモは終わりではない。今度は社会が変わる番だ」と力を込めた。

 性暴力の被害当事者でつくる一般社団法人「Spring(スプリング)」代表理事の山本潤さんは「みなさんの声が沈黙の闇を切り裂き、社会を変えている。私たちはどこにいても誰といても安心して生きる権利を持っている」と訴えた。父から性的虐待を受け、横浜市でデモを主催してきた森沢法子さんは「34年もの間、体を引き裂きたくなるほどの嫌悪感と闘ってきた。被害者が責められ、加害者を正しく罰せない社会はもう耐えられ…

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