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Shall・we・バレエ?

危機管理とリスク管理=斉藤希史子

 2月のグループ公演「アリーナ・コジョカル ドリーム・プロジェクト」(東京、滋賀)は「危機管理」を考えさせた。座長のコジョカルが来日直前に負傷したのだ。主催の日本舞台芸術振興会は急きょ、本人の出番を減らすと共に強力な助っ人を招集。独ハンブルク・バレエから菅井円加(まどか)らが駆け付けた。

 菅井は「海賊」を、相手役を替えて全6公演で引き受けるなど大車輪の活躍。露マリインスキー初の外国人スターであるキム・キミンとの顔合わせは、まさしく「ドリーム」の実現だった。技術と華が釣り合い、互いへの気遣いも端々にのぞく。裏事情がどうあれ、舞台では己に妥協を許さないプロ魂を見た。危機にこそ、主催者と踊り手の真価が発揮されるのである。

 そして2月26日に出された、新型コロナウイルスに関するリスク管理の「要請」。公演中止が相次ぐ中、イワキバレエカンパニー(IBC)は11日の「ヴェニスに死す」(東京都渋谷区文化総合センター大和田)を、予定通り開催する方針だ。

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