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第103回全国高校野球選手権

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春風と共に

選手紹介/18止 天理・実岡優大外野手/智弁学園・大橋誠斗外野手 /奈良

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天理の実岡優大外野手=天理市の天理親里競技場で、小宅洋介撮影 拡大
天理の実岡優大外野手=天理市の天理親里競技場で、小宅洋介撮影

全力の姿、祖父に見せる 天理・実岡優大(みおか・ゆうだい)外野手(2年)

 元は投手だったが1年生の秋に外野手に転向した。外野経験は無かったが、周囲に追い付こうと必死に練習。投手経験を生かした精密なスローイングには定評がある。

 2019年秋は公式戦での出場はなかった。しかし、明治神宮大会後にけがをしたレギュラーの内山陽斗一塁手(1年)が「代わりに実岡選手に出場してもらいたい」と中村良二監督にアピールした。出場メンバーが発表されると、内山選手には「お前のために頑張る」と伝え、甲子園での活躍を誓った。

 体調を崩して入院中の祖父に、センバツでの活躍をテレビ越しに見せるのが目標だ。「祖父のためにも一試合一試合全力で戦う」

長打に自信、目標は先発 智弁学園・大橋誠斗外野手(2年)

智弁学園の大橋誠斗外野手=五條市で、萱原健一撮影 拡大
智弁学園の大橋誠斗外野手=五條市で、萱原健一撮影

 1年の時からけがに悩まされてきた。1年の秋に背中の肉離れで3カ月練習ができなかった。2年の春には左ひざをけが。けがのたびに母伸江さんに病院に連れて行ってもらった。焦りがちな自分に母は毎日ラインで「大丈夫か」「自分のペースで、ゆっくりやればいいから」と声をかけてくれる。

 4歳年上の兄祥吾さんとも頻繁に連絡を取る。練習で迷った時に素振りの動画をチームメートに撮ってもらい、兄に送ると電話で助言をくれた。父は高校に入るとき、「努力は一生の財産」という言葉をくれた。

 右翼手で、長打に自信がある。今の目標は甲子園で先発出場すること。「大切な家族のためにも甲子園で打ちたい」。もうけがはできない。

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