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支局長からの手紙

流行性感冒 /愛媛

 「分け入つても分け入つても青い山」「うしろすがたのしぐれてゆくか」――。五・七・五の形式にとらわれない自由律の作品を残した漂泊の俳人、種田山頭火(1882~1940)が亡くなり、今年で80年になります。

 現在の山口県防府市に生まれ、大地主の長男として不自由なく育ったものの、実母が自殺。大学を中退し、継いだ酒蔵業も失敗し、妻子と別れて各地を放浪しながら酒や自然を題材に句作する旅を続けました。

 その山頭火が、余命の長くないことを感じ、「死に場所」として選んだのが松山です。終(つい)の住み家となった「一草庵」(松山市御幸1)でガイドや顕彰活動を担うNPO法人「まつやま山頭火倶楽部」の太田和博事務局長(71)がその理由を説明してくれました。「松山は土地そのものが俳句的だし、山頭火は最初の四国遍路の際、親切にされたこの土地の人々に良い印象を抱いていました。再度、四国遍路をして母の供養をしたい…

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