メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

原油価格の急落、サウジの増産姿勢引き金に 「OPECプラス」機能不全も露呈

閣僚級会合が開かれたウィーンのOPEC本部=6日、AP共同

 世界の金融市場を揺らした原油価格の急落。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟国で作る「OPECプラス」の追加減産協議が決裂し、OPECを主導するサウジアラビアが増産に転じる姿勢を示したのが原因だ。新型コロナウイルスの感染拡大による世界経済の減速で原油の需要減が見込まれるなか、産油国の利害対立が鮮明となり、協力の枠組みが機能不全に陥っていることを露呈した。

 ロイター通信や英紙フィナンシャル・タイムズなどは8日、サウジが4月1日以降、現在自主的に取り組んでいる日量40万バレルの減産を取りやめ、日量1000万バレル規模まで生産を拡大すると相次いで報じた。サウジの国有石油会社サウジアラムコは、日本やアジア向けの原油価格の値下げも決めたという。産油国の盟主を自任するサウジが増産に転じるとの報道は世界の市場を駆け巡り、原油価格は急落した。

この記事は有料記事です。

残り1066文字(全文1439文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 特権を問う 「Yナンバーに気をつけろ」沖縄移住の女性が体験した「基地の島」の現実とは?

  2. 東京都、新たに感染者224人確認 過去最多 新型コロナ

  3. IS研究第一人者ハシミ氏、殺害される 日本など海外メディアに数多くコメント

  4. 「女帝」石井妙子さんが見た小池都知事の“冷ややかな圧勝”

  5. 大雨で被害相次ぐ 安城や一宮など 15棟床下浸水 /愛知

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです