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コンパクトシティー掲げ復興進めた宮城・山元町 コミュニティー作り難航

コンパクトシティーの対象として整備された「つばめの杜地区」には小型ではないスーパーマーケットができた=宮城県山元町で2020年2月20日午後2時3分、山越峰一郎撮影

 東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県南部の山元町は、病院や保育所、商業施設などを特定の地域に集約する「コンパクトシティー」を掲げて復興を進めてきた。震災から9年が近づく町を訪れたところ、新たに整備した地域のコミュニティーがなかなか機能しない一方、構想の外に追いやられた被災地で、人々が力強く生きる姿が浮かび上がってきた。

 山元町は、町の機能を町内3カ所の地区に集約してきた。その中心地としてJR常磐線山下駅周辺に整備された「つばめの杜地区」。コンパクトシティーの対象地区として住宅が整備され、スーパーマーケットの誘致にも成功した。他の対象地区では設置が見送られた保育所も同地区にはある。この便利になったエリアに、高齢者を中心に約1000人が暮らす。

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