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「ファン守るため」プロ野球延期決断 経営面も無観客で大打撃 オープン戦7億円赤字

プロ野球12球団代表者会議を終え、記者会見で開幕延期を発表するプロ野球の斉藤惇コミッショナー(左)。右は巨人の今村司球団社長=東京都港区で2020年3月9日午後5時41分、竹内紀臣撮影

 12球団代表者会議の後の記者会見。セ・パ両リーグの開幕延期という苦渋の判断を下した斉藤コミッショナーは「プロ野球として我々はどう行動すべきか。選手、スタッフ、家族を守り、そして何よりファンを守りたい。同時にプロ野球の文化を守らなくてはならない。そのための決断」と語った。

 もちろん、選手やファンらの新型コロナウイルスの感染を防がなければならない。NPBとJリーグの「新型コロナウイルス対策連絡会議」の専門家チームから「マスクや消毒液などが不足しており、試合開催の準備は簡単ではない」という趣旨の指摘を受けた。そこで選手やファンらの健康を第一に考え、12球団は「延期」を選んだ。

 一方で、各球団からすれば、公式戦をオープン戦同様に無観客で開催しては「赤字の垂れ流しになる」(球団関係者)。開幕を延期して観客を入れ、143試合を維持したいのは当然だ。死活問題になる。

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