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第103回全国高校野球選手権

第103回全国高校野球選手権大会(8月10~29日)の特集サイトです。

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磐城 選手紹介/14 柳沢諄選手(1年)/野田和孝選手(2年) /福島

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柳沢諄選手(1年) 拡大
柳沢諄選手(1年)

打撃強化し長打狙う 柳沢諄(しゅん)選手(1年)

 グラウンドに響くひときわ大きな声が印象的だ。明るく気さくな性格で中学時代は、軟式野球部主将や生徒会長を務めるなど人望が厚い。「捕手は、常に全体を見てチームを鼓舞する存在であるべきだと思う。元気の良さと大きな声は誰にも負けません」と笑顔を見せる。

 小学4年で野球を始めてから、主な守備位置は捕手だった。投手陣からは「人よりも肩幅が広くて投げやすい。際どいボールも狙っていける」と評価は高い。

 1年秋から正捕手としてマスクをかぶる岩間涼星主将(2年)に憧れてきた。「捕球、配球、ミットの出し方一つでも細かく教えてくれる。気軽に聞いていいよと言われているので、気になったことはすぐに聞きます」と貪欲にその背中を追う。「投手陣は皆、岩間さんならと信じて投げている。自分も投手陣から信頼される捕手になりたい」と意気込む。

 今後の課題は打撃。昨年末は好調だったが、2月に入り調子を落とした。だが打撃練習で、沖政宗投手(2年)から打つ時に重心が前に行き、目線がずれてしまうことなどを指摘され、徐々に調子を取り戻している。

 本番では不動の正捕手・岩間主将がいるため、代打での起用が予想される。「打撃面を強化し、一球で仕留めて長打を放ちたい」

野田和孝選手(2年) 拡大
野田和孝選手(2年)

戦力分析にわくわく 野田和孝(かずゆき)選手(2年)

 「自分にできることは何か」を常に追い求めてきた。昨春はベンチ入りできず、昨秋も試合に出場することができなかった。それでも「自分を試せる最高の環境を無駄にしたくない」と戦力分析という新たな自分の役割を見つけた。

 一度ハマると、追究したくなる性格。城めぐりが趣味という父の影響で日本史に興味を持つと、小学生の時から図書館で本を借りて独学していたという。「今ハマっているのは室町時代。表面上は幕府が主役だが、いろいろな所に陰の主役がいる」と熱弁するオタクぶりだ。

 研究者気質は、野球でも発揮されている。試合ビデオなどを基に対戦相手を分析。特徴を捉え、先発メンバーに伝えるようにしている。「相手選手の傾向が分かってくる瞬間が一番わくわくする」と楽しみながらチームに貢献している。

 昨秋の公式戦では、右打者の代打が少ないように感じた。ベンチ入りを果たし、甲子園では代打での出場を目指す。「パワーはある方だと思う。肩が開く癖があるので、フォームを修正しつつ打撃技術を高めていきたい」と意欲を見せる。

 「甲子園は、野球をやっている人なら一度は必ず目指す神聖な場所。チーム一丸となって、どのチームにも負けないくらい目立つ存在になりたい」と意気込む。=つづく


柳沢諄選手(1年)

 身長161センチ、体重73キロ▽いわき市立磐崎中学校出身▽捕手▽右投げ左打ち▽長所は長打力▽得意教科は数学


野田和孝選手(2年)

 身長173センチ、体重80キロ▽いわき市立勿来第一中学校出身▽右翼手▽右投げ右打ち▽長所は大きな声▽得意教科は日本史

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