青森県が議事録にAI試験導入 手打ち負担大きく、職員に好評

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AI議事録システムの実証実験の様子。参加者の発言がリアルタイムで文字に打ち出されていった=青森市の県立郷土館で2020年2月12日、井川加菜美撮影
AI議事録システムの実証実験の様子。参加者の発言がリアルタイムで文字に打ち出されていった=青森市の県立郷土館で2020年2月12日、井川加菜美撮影

 業務の効率化を図ろうと、青森県は来年度から議事録の作成などに人工知能(AI)を活用したシステムを試験導入する。すでに庁内の会議などで実証実験を進めており、将来的には議事録作成だけでなく、観光や医療、教育など多角的な活用方法を模索する方針だ。【井川加菜美】

 2月中旬に青森市の県立郷土館で開かれた、同館の運営について有識者らが意見を交わす協議会。この日はシステムを使った議事録作成の実証実験も兼ねて行われた。AIには行政用語や専門用語を学習させてあり、会議が始まると部屋の隅に置かれたパソコンの画面には次々と…

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