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晴耕雨読は老後の安寧になるか 長野の先達に聞く 畑は心の豊かさ、知恵の泉

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畑の前で笑顔を見せる及川テイ子さん=長野県大町市で2020年1月30日午前10時51分、藤原章生撮影
畑の前で笑顔を見せる及川テイ子さん=長野県大町市で2020年1月30日午前10時51分、藤原章生撮影

 「晴耕雨読」という言葉になぜかひかれる。土をいじったこともない身なのに。将来への不安がそうさせるというより、日々の気持ちに浮き沈みのない安寧に至ってみたいという願いから来ているのだろう。果たしてそんな境地に至れるのか。長野の先達たちに話を聞いた。【藤原章生】

病気にならなきゃなんとかなる 楽観すればショボクレない

 最近、私の中で「老後」がブームだ。仲間が相次いで早期退職し、自らの定年後がぼんやり浮かんできたせいだ。どうせなら全く違う人生を生きてみたいと思ったりもする。あれこれ案を考えていたら、こんなセリフに出くわした。<日本人にとって理想の生活は、晴耕雨読。それが一番落ち着くんです>(「辛口甘口へらず口」、1995年)。作家、石川好さん(73)の言葉だ。

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