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 2011年3月11日から9年となった今年の3・11を、私たちは新型コロナウイルスという国難で迎えることになった。法政大学では11年3月の卒業式は行われなかった。そして今年の卒業式も行わないことになった。11年同様、今年の日本も、大きな曲がり角に差し掛かっている。

 同じような年が江戸時代にもあった。安政5(1858)年である。夏中大雨が降り洪水が起こった。そして秋に差し掛かった時に、コレラが江戸に爆発的に広がる。

 「増訂武江年表」によると、家ごとに患者が出た。一家で枕を並べ、あるいは路上をはう。嘔吐(おうと)、下痢、手足のしびれ、即座に死去。棺おけが間に合わずおけ職人も動員された。焼くのに時間がかかって棺おけが積みあがる。医者も薬屋も東奔西走。しめ縄、ちょうちん、三峯山の祠(ほこら)を作り厄払いをして、てんぐの羽うちわまでまじないに使われた。魚で病になるといううわさが立って魚屋が困窮し、卵は高騰。晩秋にな…

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