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平和をたずねて

昭和の戦争を語る/60 「人間機雷」にあきれ果て=広岩近広 /大阪

 ――海軍特攻隊員だった岩井忠正さんは1945年4月、人間魚雷「回天」隊から人間機雷「伏竜」隊に転属した。「別冊1億人の昭和史 特別攻撃隊」(毎日新聞社)に、次の記述が見られる。

<悲劇的なのは伏竜隊員である。それは潜水服を着て海中を歩き、頭上を通過する敵上陸用舟艇の底に、棒のついた爆薬を突き上げるのだ。もちろん爆発の水圧で、隊員自身即死してしまう(略)アクアラングやゴムのひれはまだ日本では完成していなかった。だからヘルメット式の潜水服に圧搾空気のボンベを背負い、海底をノッシノッシと歩くわけだ>

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